松浦総合研究所

奇妙な記述てんこ盛りの東大博士論文を執筆した人は奇妙だし、その奇妙な東大博士論文を審査し合格させた審査委員主査の東大教員も奇妙だし、その奇妙な東大博士論文を放置し続けている東大も、これまた奇妙。世の中奇妙なことだらけ。松浦晋二郎。東京大学文学部社会学科卒業。同志社大学法科大学院卒業。法務博士号取得。行政書士試験合格。連絡先:ivishfk31@gmail.com

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(1)ー(29)、ほか

 

千田有紀氏(武蔵大学教授)が過去に執筆した東京大学の博士論文を精査したところ、多くの奇妙な記述が発見されました。東大博士論文になぜこのような多数の奇妙な記述があるのかさっぱりワケが分からず、大いに困惑しております。

 

千田有紀氏の博士論文の審査委員「主査」は上野千鶴子です。

http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=114893

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 千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(1)「戸田は戦後的状況とは異なり、日本の家族を欧米の家族と相反するものとは捉えなかった」(17頁)?? 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(2)戸田貞三の「家族」の文言を「家庭」に書き換えて「脚注」までつけたうえ、書き換え後の「家庭」の文言にあたかも特別な学術的意義があるかのように書く。千田博士論文81頁 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(3)戸田の著書からの引用であるにもかかわらず引用の事実を明記せずに千田本人が書いた記述であるかのように書く。79頁。 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(4)戸田にとって「家」とは、ただ単に戸籍に記入された形態に過ぎない?81頁

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(5)「戦前・・・有賀ですら、『家』は社会を規制するのではなく、『家』が単に社会の規制のもとにあるだけだと考えていた。」?108頁 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(6)「家族」の民主化が戦後民法によって起こったと考えられていたが、そもそも新民法は、「家」「戸主」といった単語のレベルでの「民主化」がおこっていたにすぎなかった??125頁 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(7)戦前、有賀喜左衛門は近代化によって伝統が失われることを嘆いていた?139頁 - 松浦晋二郎の研究業績(社会学)(連絡先:ivishfk31@gmail.com)

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(8) 1951年時点の喜多野清一において「家」と「家族」は「二項対立を形成」していた?144頁 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(9)「戦前の社会学の家族論では『家』が武士的・儒教的家族制度として意識されることはなかった」?160頁 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(10)森岡清美の著書からの無断引用

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(11)川本彰氏の著書からの無断引用 63頁、159頁 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(12)有賀喜左衛門は敗戦によって「封建的」な「前近代性」という意味を担わされた「家」という言葉をそのような意味から救い出そうとした?103頁

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(13)「戦後民法はある面で明治民法と連続性を持っている。」???(46頁)

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(14)米村昭二が発見した小山隆「大家族」概念についての研究成果を無断利用し千田自身の研究成果として記述。千田博士論文118頁

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(15) 西川祐子の「家」制度は、農村の家族である?「都市の家族」が、「家庭」であり、「近代家族」に対応するのに対し、「農村の家族」は、「家」と捉えられている??千田博士論文154頁。

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(16)ここまでのまとめ

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(17) 戦前の日本の「家」研究において、「家」というものが、制度、特に法制度と同一視された??千田博士論文117頁

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(18)「6-1-3森岡清美の家族変動論の変遷」(128-131頁)【1】森岡清美は核家族の普遍性を前提としていた?

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(19)「6-1-3森岡清美の家族変動論の変遷」(128-131頁)【2】、森岡論文中に存在しない千田の森岡引用部分 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(20)「6-1-3森岡清美の家族変動論の変遷」(128-131頁)【3】森岡清美の「信念」?「トーン・ダウン」?

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(21)「6-1-3森岡清美の家族変動論の変遷」(128-131頁)【4】森岡清美は「1975年」へ「変更」した? 

 

(現在工事中) 千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(22)「6-1-2家族変動の要因」(125頁~)「単語のレベル」での「民主化」?

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(23)「6-1-2家族変動の要因」(125頁~)千田の森岡清美「典型」引用部分に対応する森岡の文献が千田参考文献リスト中に存在しない! 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(24)「核家族が正当化され、したがって望ましいとされる」、「人はうしろめたい思いなしに核家族を形成し、かつその形態を維持することができる」(森岡[1976])はどこに書いてある??

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(25)「核家族」と「近代家族」の関連を述べたのは「千田有紀」じゃない!「山室周平」だ!!(132頁)

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(26)1963年の時点で森岡清美は「夫婦家族の普遍性」を主張した?128頁 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(27)森岡清美には「単線的な歴史の進行をはばむ文化的な要因が社会にあるという信念」があった?130頁 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(28) 長谷川[1980:24]とは、長谷川のどの著書か?千田有紀は出典を明示せよ。千田博士論文165頁 

 

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(29)社会学者の摩訶不思議な論理:それを全否定しても、反省しても、距離をとっても「逆説的に」それに規定される。

 

千田有紀著『女性学/男性学』(岩波書店

千田有紀教授のデタラメ生物学 「大腸菌」、「ヒドラ」、無性生殖、『女性学/男性学』1頁 

千田有紀は廣松渉発言の出典を明示せよ !千田有紀著『女性学/男性学』「はじめに」ⅵ頁~ⅶ頁 

千田有紀教授の博物学者カール・フォン・リンネについての記述は著しく公正さを欠いている。『女性学男性学』18-21頁 

千田有紀社会学を支える思想・理論 

『文系のためのめっちゃやさしい量子論』、仕事の合間に少しずつ読んで、やっと読み終えました。

『文系のためのめっちゃやさしい量子論』、仕事の合間に少しずつ読んで、やっと読み終えました。最先端の物理学がよくわかってとてもよかったです。文科系の人間でもこういう本を定期的に読んでいかないと、最先端の物理学理論を何も知らないリアルバカで人生終わる、と痛感した次第です。

 

同志社大助教を逮捕 女子高生買春か 大阪府警

まーた同志社・・・

 

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時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b32496a1228cb468f0796f51950f8a31330d86d

石埼学「マイナンバーカードの義務化について。 行政サービスに必要な限度で国家が内心の自由にかかわらない個人情報を把握するのは当然。」龍谷大学法学部教授

《コメント》

近代立憲主義の前提には「国家権力に対する懐疑の精神」があり、憲法学者はそのような価値観あるいはメンタリティを共有し憲法を研究されてきたわけですが、上記ツイートを見る限り、石埼学教授は、そのような価値観なりメンタリティを放棄し、国家権力を全面的に信用する新しい憲法学を展開する、という方向性のようにみえます。