松浦総合研究所

奇妙な記述てんこ盛りの東大博士論文を執筆した人は奇妙だし、その奇妙な東大博士論文を審査し合格させた審査委員主査の東大教員も奇妙だし、その奇妙な東大博士論文を放置し続けている東大も、これまた奇妙。世の中奇妙なことだらけ。松浦晋二郎。東京大学文学部社会学科卒業。同志社大学法科大学院卒業。法務博士号取得。行政書士試験合格。連絡先:ivishfk31@gmail.com

島岡まな教授:強者(被疑者)の冤罪のリスクより弱者(被害者)の人権を優先

『性犯罪の保護法益及び刑法改正骨子への批判的考察』 島岡まな(大阪大学教授)慶應法学

http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AA1203413X-20170224-0019

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◎島岡まな教授(大阪大学)は、上記論文において、性犯罪の被疑者を「強者」、被害者を「弱者」、として位置づけたうえ、強者(被疑者)の冤罪のリスクより弱者(被害者)の人権を優先することを主張します(上記論文25-26頁)。

 しかしそもそも性犯罪の被疑者は類型的に「強者」といえるのでしょうか?

◎また島岡教授は「暴行・脅迫要件の緩和によってもたらされる冤罪の危険」は、「被疑者の人権を確実に守り、有能な裁判官が冷静に科学的に判断することによって避けられる」 (34頁)と書いていますが、なぜ、このように断言できるのでしょうか?