石埼氏はこのように述べています。
ところで自民党の憲法改正案は天賦人権を否定する内容の憲法改正案です。すると自民党の憲法改正案は、上記ツイートによれば「基本的人権の保障」という「日本国憲法の基本原理」を「変更するような憲法改正」ということになりますから、石埼氏は自民党の憲法改正案に反対の立場でなければおかしい、ということになります。
しかし私が石埼氏のツイートを見た限りでは石埼氏は自民党の憲法改正案に反対の意思を明確には示していないようです。
それどころか、石埼学氏は、「ぼたん」氏が行った自民党の生稲晃子議員を擁護するツイートを「リツイート」しています(次のツイートの赤線部分参照)。石埼氏のこの「リツイート」を見る限り、石埼学氏は自民党支持者であり、天賦人権を否定する内容の自民党の憲法改正案に賛成の立場であるような印象も受けます。
以上の事実関係からすると、石埼氏が天賦人権を否定する内容の自民党の憲法改正案に賛成かどうかは必ずしも明らかではありません。
しかし石埼氏は憲法改正賛成派であることは間違いありません。なぜなら石埼氏は憲法改正の具体的内容に関して次のように提言しているからです:
このように石埼氏は氏自身の具体的な憲法改正案を提言しているわけですが、しかし現在の政治状況で憲法改正に賛成すること自体が、結局のところ、天賦人権を否定する自民党の憲法改正案に基づいた憲法改正の実現に助力(幇助)してしまうことになりはしないのでしょうか?もしそうだとすると、憲法改正それ自体に反対しておくのが得策なのではないでしょうか。しかし石埼氏はこのような疑問や懸念には全く無頓着のように見受けられます。
【注意:本記事は個人的見解・感想を述べたに過ぎず、特定個人または団体について特定の断定的・否定的評価を下し対世的に確定する趣旨ではありません。人によって物の見方、感じ方はさまざまです。】